平成21年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問9
【問題9】
“社員"表と"人事異動"表から社員ごとの勤務成績の平均を求める適切なSQL文はどれか。ここで、求める項目は、社員コード、社員名、勤務成績(平均)の3項目とする。

【解説】
ア
誤り。GROUP BY で勤務成績を指定しているため、各社員の勤務成績を正しくグループ化できません。正しくは社員コードや社員名でグループ化すべきです。
イ
正しい。AVG(勤務成績)で平均を求め、社員コードと社員名でグループ化することで、各社員ごとの勤務成績の平均を取得できます。
ウ
誤り。AVG(勤務成績)/COUNT(勤務成績) は、勤務成績の平均を求める方法として誤っています。平均はAVG関数のみで計算できます。
エ
誤り。MAX(勤務成績)とCOUNT(*)を使用するのは不適切です。勤務成績の平均を求めるにはAVG関数を使用するべきです。
出典:平成21年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問9