平成21年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問14
【問題14】
関係データベースを利用して、データウェアハウスをスタースキーマ構造で作成することがある。このとき、分析の対象とするトランザクションデータを格納するテーブルはどれか。
【解説】
ア: ディメンションテーブル
誤り。ディメンションテーブルは、分析のためのデータに関する詳細な情報を格納しますが、トランザクションデータそのものは格納しません。
イ: ディシジョンテーブル
誤り。ディシジョンテーブルは通常、意思決定に関連する情報を格納しますが、スタースキーマでは使用されません。
ウ: ハッシュテーブル
誤り。ハッシュテーブルは高速な検索を目的としたデータ構造で、トランザクションデータの格納には使用されません。
エ: ファクトテーブル
正しい。ファクトテーブルは、トランザクションデータ(実際の取引や活動)の情報を格納します。スタースキーマでは、このファクトテーブルが中心となり、ディメンションテーブルと関連付けられます。
出典:平成21年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問14