平成21年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問23
【問題23】
システムの分析・設計に用いられる状態遷移図の特徴はどれか。
システムの現在の状態と発生する事象及び次の状態の関係が簡潔に記述可能
【解説】
ア: システムの現在の状態と発生する事象及び次の状態の関係が簡潔に記述可能
正しい。状態遷移図は、システムの各状態、発生するイベント(事象)、およびそれに伴う遷移先を簡潔に表現できます。
イ: システムの状態遷移に要する処理時間が分析可能
誤り。状態遷移図は処理時間の分析には使用せず、状態間の遷移関係を示すものです。
ウ: 発生した事象の時間的関係が分析可能
誤り。状態遷移図は時間軸には依存せず、事象の時間的順序や関係を分析するものではありません。
エ: モジュールの制御構造が簡潔に記述可能
誤り。モジュールの制御構造はフローチャートなどで表現し、状態遷移図は状態遷移の構造を表します。
【答え】
ア: システムの現在の状態と発生する事象及び次の状態の関係が簡潔に記述可能
出典:平成21年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問23