平成21年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問24
【問題24】
ソフトウェアを保守する際に利用される技術であるリバースエンジニアリングの説明はどれか。
ソースプログラムを解析してプログラム仕様書を作る。
ソースプログラムを探索して修正箇所や影響度を調べる。
ソースプログラムを見直して構造化プログラムに変換する。
ソースプログラムを分かりやすい表現に書き換える。
【解説】
ア: ソースプログラムを解析してプログラム仕様書を作る。
正しい。リバースエンジニアリングは、既存のソフトウェアを解析して、その動作や構造を理解し、設計書や仕様書を作成する技術です。
イ: ソースプログラムを探索して修正箇所や影響度を調べる。
誤り。これは保守作業として必要な調査ですが、リバースエンジニアリング自体の主目的は仕様や設計情報の抽出です。
ウ: ソースプログラムを見直して構造化プログラムに変換する。
誤り。これはリファクタリングやリストラクチャリングに該当します。
エ: ソースプログラムを分かりやすい表現に書き換える。
誤り。これもリファクタリングの一環であり、リバースエンジニアリングの定義には含まれません。
【答え】
ア: ソースプログラムを解析してプログラム仕様書を作る。
出典:平成21年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問24