平成22年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問22
【問題22】
ストレージのインタフェースとして用いられるFC(Fibre Channel)の説明はどれか。
接続形態は、スイッチを用いたn対n接続に限られる。
伝送媒体にはツイストペア又は光ファイバを用いることができる。
物理層としてパラレルSCSIを用いることができる。
【解説】
ア: TCP/IPの上位層として用いられる。
誤り。Fibre Channel(FC)はTCP/IPの上位層ではなく、ストレージネットワーク専用のインターフェースとして機能します。
イ: 接続形態は、スイッチを用いたn対n接続に限られる。
誤り。FCはスイッチ接続に限らず、さまざまな接続形態に対応します。
ウ: 伝送媒体にはツイストペア又は光ファイバを用いることができる。
正しい。FCはツイストペアケーブルも光ファイバーケーブルも利用でき、用途や距離に応じて選択されます。
エ: 物理層としてパラレルSCSIを用いることができる。
誤り。FCはシリアル通信を用いており、パラレルSCSIとは異なります。
【答え】
ウ: 伝送媒体にはツイストペア又は光ファイバを用いることができる。
出典:平成22年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問22