平成27年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問4
2025年6月30日
【問題4】
UML を用いて記述したデータモデルにおいて、“受講”クラスの属性として、適切なものはどれか。
【解説】
1. データモデルの構造
– 図では「受講」クラスが「学期」「学生」「授業科目」クラスと関連しています。
– 各クラスの役割は以下の通り:
– 「学期」クラス: 学期に関する情報を保持。
– 「学生」クラス: 学生の個人情報を保持。
– 「授業科目」クラス: 授業に関する情報を保持。
– 「受講」クラス: 学生が授業科目を受講する記録を保持し、それに関連する属性を持つ。
2. 属性の選定基準
– 「受講」クラスは、特定の学生が特定の授業科目を特定の学期に受講した履歴を管理するクラスです。
– 属性として適切なものは、受講に直接関係する情報です。
3. 選択肢の検討
– ア: 学期名
「学期」クラスに含まれる情報であり、「受講」クラスの属性ではありません。
イ: 科目名
「授業科目」クラスに含まれる情報であり、「受講」クラスの属性ではありません。
ウ: 氏名
「学生」クラスに含まれる情報であり、「受講」クラスの属性ではありません。
エ: 成績
「受講」クラスに特有の属性であり、受講した授業の結果を表す情報です。受講に直接関係し、適切な属性です。
出典:平成27年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問4