平成31年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問4
2025年6月30日
【問題4】
プロパティグラフを表した図のデータモデルを適切に解釈したオブジェクト図はどれか。ここで、モデルの表記にはUMLを用いる。
【解説】
プロパティグラフは、ノードとエッジによって構成されるグラフ構造であり、それぞれにプロパティを持つことができます。ノードはエッジによってつながり、エッジも独自のプロパティを持つことが可能です。
1. モデル構造の確認
– ノード: ノード名をプロパティとして持つ。
– エッジ: ノード同士を接続し、プロパティとして属性(例: 距離や時間)を持つ。
2. 各選択肢の検討
ア: ノードやエッジの関係が不足しており、ノード間の接続が適切に示されていない。
誤り。
イ: ノード間のエッジが明確に示されており、エッジにプロパティが割り当てられているため、正しいプロパティグラフの表現に該当する。
正しい。
ウ: エッジが正しくノード間を接続しているが、プロパティの値が重複しており、正確ではない。
誤り。
エ: 複数のエッジやプロパティが存在するが、ノード間の接続が不明瞭で、プロパティグラフとして適切ではない。
誤り。
出典:平成31年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問4