令和2年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問7
2025年6月30日
【問題7】
表Rと表Sに対し、SQL文を実行して結果を得るとき、a に入れる句はどれか。
ここで、結果のNULLは値が存在しないことを表す。
【解説】
ア: COALESCE
正しい。COALESCE関数は複数の引数を受け取り,最初にNULLではない値を返します。このケースでは,`COALESCE(R.ID, S.ID)`を使用することで,R.IDまたはS.IDのいずれかNULLではない値を選択できます。
イ: DISTINCT
誤り。DISTINCTは重複する行を排除するためのキーワードであり,NULL値を処理する用途には適しません。
ウ: NULLIF
誤り。NULLIFは2つの値が等しい場合にNULLを返す関数であり,この問題の条件には一致しません。
エ: UNIQUE
誤り。UNIQUEは一意性制約を指定するためのキーワードであり,SQLの句の中でこのような使い方はできません。
出典:令和2年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問7