令和2年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問24
2025年6月30日
【問題24】
システム要求事項分析プロセスにおいてBPMN(Business Process Model and Notation)を導入する効果として,適切なものはどれか。
定義された業務要求事項からデータモデルを自動生成できる。
【解説】
ア: 業務の実施状況や実績を定量的に把握できる。
誤り。BPMNは業務プロセスの可視化に焦点を当てており、実績の定量的な把握には直接的には関与しません。
イ: 業務の流れを統一的な表記方法で表現できる。
正しい。BPMNは、業務プロセスの流れを統一的かつ視覚的に表現するための標準表記法です。これにより、業務プロセスの理解や共有が容易になります。
ウ: 定義された業務要求事項からデータモデルを自動生成できる。
誤り。BPMNは業務プロセスをモデル化するためのものであり、データモデルの自動生成はその範囲外です。
エ: 要求事項をE-R図によって明確に表現できる。
誤り。E-R図はデータの構造を表現するための手法であり、BPMNはプロセスの表現に用いられるものです。
【答え】
イ: 業務の流れを統一的な表記方法で表現できる。
出典:令和2年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問24