令和2年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問25
2025年6月30日
【問題25】
ユースケース駆動開発の利点はどれか。
開発を反復するので,新しい要求やビジネス目標の変化に柔軟に対応しやすい。
開発を反復するので,リスクが高い部分に対して初期段階で対処しやすく,プロジェクト全体のリスクを減らすことができる。
基本となるアーキテクチャをプロジェクトの初期に決定するので,コンポーネントを再利用しやすくなる。
ひとまとまりの要件を1単位として設計からテストまで実施するので,要件ごとに開発状況が把握できる。
【解説】
ア: 開発を反復するので,新しい要求やビジネス目標の変化に柔軟に対応しやすい。
誤り。これは反復型開発の利点であり、ユースケース駆動開発の特有の利点ではありません。
イ: 開発を反復するので,リスクが高い部分に対して初期段階で対処しやすく,プロジェクト全体のリスクを減らすことができる。
誤り。これはリスク駆動開発の利点であり、ユースケース駆動開発の特有の利点ではありません。
ウ: 基本となるアーキテクチャをプロジェクトの初期に決定するので,コンポーネントを再利用しやすくなる。
誤り。これはアーキテクチャ中心開発の利点であり、ユースケース駆動開発の特有の利点ではありません。
エ: ひとまとまりの要件を1単位として設計からテストまで実施するので,要件ごとに開発状況が把握できる。
正しい。ユースケース駆動開発では、システムの機能をユースケースという単位で分割し、各ユースケースごとに設計からテストまでを行います。これにより、要件ごとの開発状況を明確に把握することができます。
【答え】
エ: ひとまとまりの要件を1単位として設計からテストまで実施するので,要件ごとに開発状況が把握できる。
出典:令和2年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問25