令和4年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問17
2025年6月30日
【問題17】
機械学習を用いたビッグデータ分析において使用されるJupyter Labの説明はどれか。
定期的に実行するタスクを制御するための,ワークフローを管理するツールである。
データ分析を行う際に使用する,対話型の開発環境である。
マスターノードをもたない分散データベースシステムである。
【解説】
ア: 定期的に実行するタスクを制御するための,ワークフローを管理するツールである。
誤り。これはAirflowやLuigiなどのワークフロー管理ツールの説明であり、Jupyter Labには該当しません。
イ: データ分析を行う際に使用する,対話型の開発環境である。
正しい。Jupyter Labは、データ分析や機械学習のために広く使用される対話型の開発環境です。PythonやRなどの言語をサポートし、コードの実行、可視化、およびドキュメント作成を統合的に行うことができます。
ウ: 並列分散処理を行うバッチシステムである。
誤り。これはHadoopやSparkなどの分散処理システムに該当する記述であり、Jupyter Labの説明ではありません。
エ: マスターノードをもたない分散データベースシステムである。
誤り。これはCassandraなどの分散データベースシステムに関する説明であり、Jupyter Labの説明ではありません。
【答え】
イ: データ分析を行う際に使用する,対話型の開発環境である。
出典:令和4年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問17