令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問13
2025年6月30日
【問題13】
“部品”表のメーカーコード列に対し、B+木インデックスを作成した。これによって、“部品”表の検索の性能改善が最も期待できる操作はどれか。
メーカーコードの値が1001以外の部品を検索する。
メーカーコードの値が1001でも4001でもない部品を検索する。
メーカーコードの値が4001以上、4003以下の部品を検索する。
メーカーコードの値がNULL以外の部品を検索する。
【解説】
B+木インデックスの特徴
– 範囲検索や等価検索が効率的に行える。
– NULLの値はインデックスに含まれないため、NULLに関する検索には効果がない。
ア: メーカーコードの値が1001以外の部品を検索する。
誤り。条件「1001以外」はインデックス効率を活用しきれません。
イ: メーカーコードの値が1001でも4001でもない部品を検索する。
誤り。複数条件を含む否定検索ではインデックスの効果が低くなります。
ウ: メーカーコードの値が4001以上、4003以下の部品を検索する。
正しい。B+木インデックスは範囲検索に最も効果を発揮します。
エ: メーカーコードの値がNULL以外の部品を検索する。
誤り。NULL値はインデックスに含まれないため、この検索には効果がありません。
【答え】
ウ: メーカーコードの値が4001以上、4003以下の部品を検索する。
出典:令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問13