令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問21
2025年6月30日
【問題21】
情報セキュリティにおけるエクスプロイトコードに該当するものはどれか。
同じセキュリティ機能をもつ製品に乗り換える場合に,CSV形式など他の製品に取り込むことができる形式でファイルを出力するプログラム
コンピュータに接続されたハードディスクなどの外部記憶装置,その中に保存されている暗号化されたファイルなどを閲覧,管理するソフトウェア
セキュリティ製品を設計する際の早い段階から実際に動作する試作品を作成し,それに対する利用者の反応を見ながら徐々に完成に近づける開発手法
ソフトウェアやハードウェアの脆弱性を検査又は攻撃するために作成されたプログラム
【解説】
ア: 同じセキュリティ機能をもつ製品に乗り換える場合に,CSV形式など他の製品に取り込むことができる形式でファイルを出力するプログラム
誤り。これはデータ互換性を確保するためのプログラムであり、エクスプロイトコードとは関係ありません。
イ: コンピュータに接続されたハードディスクなどの外部記憶装置,その中に保存されている暗号化されたファイルなどを閲覧,管理するソフトウェア
誤り。これはファイル管理ソフトウェアの説明であり、エクスプロイトコードには該当しません。
ウ: セキュリティ製品を設計する際の早い段階から実際に動作する試作品を作成し,それに対する利用者の反応を見ながら徐々に完成に近づける開発手法
誤り。これはプロトタイピング手法の説明であり、エクスプロイトコードとは無関係です。
エ: ソフトウェアやハードウェアの脆弱性を検査又は攻撃するために作成されたプログラム
正しい。エクスプロイトコードは、システムやアプリケーションの脆弱性を悪用するために作成されたプログラムを指します。
【答え】
エ: ソフトウェアやハードウェアの脆弱性を検査又は攻撃するために作成されたプログラム
出典:令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問21