令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問24
2025年6月30日
【問題24】
データ中心アプローチの特徴はどれか。
クラス概念,多態,継承の特徴を生かして抽象化し,実体の関連を表現する。
対象システムの要求を,システムがもっている機能間のデータの流れに着目して捉える。
対象世界の実体を並列に動作するプロセスとみなし,プロセスはデータを通信し合うものとしてモデル化する。
対象とする世界をシステムが扱うデータに着目して捉え,扱うデータを実体関連モデルで整理する。
【解説】
ア: クラス概念,多態,継承の特徴を生かして抽象化し,実体の関連を表現する。
誤り。これはオブジェクト指向アプローチの特徴です。
イ: 対象システムの要求を,システムがもっている機能間のデータの流れに着目して捉える。
誤り。これはプロセス中心アプローチの特徴です。
ウ: 対象世界の実体を並列に動作するプロセスとみなし,プロセスはデータを通信し合うものとしてモデル化する。
誤り。これは分散システムやプロセス中心のアプローチに関連する説明です。
エ: 対象とする世界をシステムが扱うデータに着目して捉え,扱うデータを実体関連モデルで整理する。
正しい。データ中心アプローチでは、データを中心にシステムを設計し、実体関連モデル(ERモデル)を用いてデータの構造を整理します。
【答え】
エ: 対象とする世界をシステムが扱うデータに着目して捉え,扱うデータを実体関連モデルで整理する。
出典:令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問24