令和6年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問17
【問題17】
スタースキーマでモデル化し,一定期間内に発生した取引などを分析対象データとして格納するテーブルはどれか。
【解説】
ア: ディメンションテーブル
誤り。ディメンションテーブルは分析における条件や基準を表すためのテーブルであり,取引や事象のデータを直接的に格納するものではありません。
イ: デシジョンテーブル
誤り。デシジョンテーブルは意思決定をサポートするための規則や条件を表す形式であり,スタースキーマとは無関係です。
ウ: ハッシュテーブル
誤り。ハッシュテーブルはデータ構造の一種で,キーと値を効率的に管理するためのものです。スタースキーマでの使用目的とは異なります。
エ: ファクトテーブル
正しい。ファクトテーブルは,取引やイベントなどの測定可能なデータを格納する中心的なテーブルであり,スタースキーマの核となる部分です。分析の対象となる数値データが記録されます。
出典:令和6年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問17