令和6年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問4
2025年6月26日
【問題4】
転置インデックスに関する記述として,適切なものはどれか。
SQL関数を評価した結果の値をインデックスとして使用する。
最上位のノードから,実データへのポインタを格納したリーフノードへと至るポインタをインデックスとして使用する。
テキストに含まれる単語に対して,その単語を含むテキストへのポインタをインデックスとして使用する。
ヒープ領域を使用せずに実データを物理的に並べ替えたデータをインデックスとして使用する。
【解説】
ア: SQL関数を評価した結果の値をインデックスとして使用する。
誤り。転置インデックスではなく、一般的に計算列や関数インデックスに関連する内容です。
イ: 最上位のノードから,実データへのポインタを格納したリーフノードへと至るポインタをインデックスとして使用する。
誤り。これはBツリーインデックスの仕組みに該当します。
ウ: テキストに含まれる単語に対して,その単語を含むテキストへのポインタをインデックスとして使用する。
正しい。転置インデックスの基本的な仕組みであり、主に検索エンジンなどで利用されます。
エ: ヒープ領域を使用せずに実データを物理的に並べ替えたデータをインデックスとして使用する。
誤り。これはクラスタ化インデックスに関連する内容です。
【答え】
ウ: テキストに含まれる単語に対して,その単語を含むテキストへのポインタをインデックスとして使用する。
出典:令和6年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問4