令和6年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問25
【問題25】
エクストリームプログラミング(XP: Extreme Programming)における“テスト駆動開発”の特徴はどれか。
最初のテストで,なるべく多くのバグを摘出する。
テストでのカバレージを高めることを目的とする。
プログラムコードを書く前にテストコードを書く。
【解説】
ア: 最初のテストで,なるべく多くのバグを摘出する。
誤り。テスト駆動開発(TDD)の目的は、バグの摘出ではなく、テストを先に書くことで設計を洗練し、コードの品質を高めることです。
イ: テストケースの改善を繰り返す。
誤り。テストケースの改善は重要ですが、TDDの本質はプログラムを書く前にテストを作成することにあります。
ウ: テストでのカバレージを高めることを目的とする。
誤り。TDDはテストカバレージを高めることが副次的な結果となる場合もありますが、それが主目的ではありません。
エ: プログラムコードを書く前にテストコードを書く。
正しい。テスト駆動開発(TDD)は、「テストファースト」と呼ばれる手法で、プログラムの実装前にテストコードを作成することが特徴です。この手法は、コードの設計をガイドし、意図した動作を確認するためのものです。
【答え】
エ: プログラムコードを書く前にテストコードを書く。
出典:令和6年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問25