令和3年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問21
2025年6月30日
【問題21】
パケットフィルタリング型ファイアウォールが、通信パケットの通過を許可するかどうかを判断するときに用いるものはどれか。
Webアプリケーションに渡されるPOSTデータ
【解説】
ア: Webアプリケーションに渡されるPOSTデータ
誤り。パケットフィルタリング型ファイアウォールは、アプリケーション層のデータを直接確認することはありません。これはアプリケーションゲートウェイ型ファイアウォールの機能です。
イ: 送信元と宛先のIPアドレスとポート番号
正しい。パケットフィルタリング型ファイアウォールは、IPアドレスやポート番号、プロトコル(TCP/UDP)などの情報を基に、パケットを通過させるかどうかを判断します。
ウ: 送信元のMACアドレス
誤り。MACアドレスはデータリンク層で使用される情報であり、通常パケットフィルタリング型ファイアウォールでは利用されません。
エ: 利用者のPCから送信されたURL
誤り。URLはアプリケーション層の情報であり、これを解析するのはプロキシ型ファイアウォールなどの役割です。
【答え】
イ: 送信元と宛先のIPアドレスとポート番号
出典:令和3年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問21