平成30年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問12
【問題12】
導出表に関する記述として,適切なものはどれか。
【解説】
導出表とは、クエリの結果として得られる一時的な表を指します。この中でビューは、導出表を永続化し、名前を付けて再利用可能にしたものを指します。
ア: 算術演算によって得られた属性の組である。
誤り。導出表は算術演算による結果だけでなく、様々なクエリによる結果を含むものです。
イ: 実表を冗長にして利用しやすくする。
誤り。導出表はクエリの結果を一時的に利用するものであり、実表の冗長性とは関係ありません。
ウ: 導出表は名前をもつことができない。
誤り。ビューのように名前を付けることが可能な導出表の形態も存在します。
エ: ビューは導出表の一つの形態である。
正しい。ビューは導出表を永続化した形態の一つであり、名前を持ち、再利用可能です。
【答え】
エ: ビューは導出表の一つの形態である。
出典:平成30年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問12