平成26年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問22
【問題22】
並列にアクセス可能な複数台の磁気ディスクに,各ファイルのデータを一定サイズのブロックに分割して分散配置し,ファイルアクセスの高速化を図る手法はどれか。
【解説】
ア: ディスクアウトワンス
誤り。この選択肢は一般的に用いられる用語ではなく、該当する手法を指しません。
イ: ディスクキャッシュ
誤り。ディスクキャッシュは、よく使用されるデータを一時的にメモリに保存することでアクセス速度を向上させる手法ですが、データを分割して分散配置するものではありません。
ウ: ディスクストライピング
正しい。ディスクストライピングは、データを一定サイズのブロックに分割し、複数のディスクに分散して配置することで並列アクセスを可能にし、ファイルアクセスの高速化を図る手法です。RAID 0がこの手法の代表例です。
エ: ディスクミラーリング
誤り。ディスクミラーリングは、データを複製して複数のディスクに同時に保存することでデータの可用性や耐障害性を高める手法ですが、アクセス高速化を目的とするものではありません。
出典:平成26年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問22