平成26年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問24
【問題24】
UML 2.0 において,オブジェクト間の相互作用を時間の経過に注目して記述するものはどれか。
【解説】
ア: アクティビティ図
誤り。アクティビティ図は、システムやプロセスの動的なフロー(流れ)を表現するために使用されますが、オブジェクト間の時間の経過に注目するものではありません。
イ: コミュニケーション図
誤り。コミュニケーション図は、オブジェクト間のメッセージ交換を視覚化するものであり、構造的な相互作用を示しますが、時間の経過に重点を置いていません。
ウ: シーケンス図
正しい。シーケンス図は、オブジェクト間の相互作用を時間の経過に沿って記述します。メッセージの送受信の順序やタイミングを視覚化するのに適しています。
エ: ユースケース図
誤り。ユースケース図は、システムの機能要件や利用者(アクター)との関係を表現するものであり、時間の経過に関する情報は記述しません。
出典:平成26年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問24