平成24年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問10
【問題10】
次の関係 R、S、T、U において、関係代数表現 R × S ÷ T – U の演算結果はどれか。
ここで、X は直積、÷ は商、- は差の演算を表す。
【解説】
1. 直積 (×): R × S の演算は、関係 R と S の直積です。R の各行に対して S の各行を組み合わせます。
2. 商 (÷): 次に、(R × S) ÷ T の演算は、R × S の中で T の各行に含まれる項目を持つ行を抽出します。商演算では、関係 T にある項目が全て含まれる行を抽出します。
3. 差 (-): 最後に、(R × S ÷ T) – U の演算は、U に含まれる行を結果から除外します。差演算は、関係 R × S ÷ T の結果から U の行を引きます。
以上の演算結果として、正しい結果は「ア」です。
出典:平成24年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問10