平成24年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問20
【問題20】
業務系のデータベースから抽出したデータをデータウェアハウスに格納するために,整合されたデータ属性やコード体系などに合うように変換及び修正を行う処理はどれか。
【解説】
ア: クラスタリング
誤り。クラスタリングはデータを類似性に基づいてグループ分けする手法であり、データを変換・修正することを目的としていません。
イ: スライシング
誤り。スライシングはデータキューブから特定の部分を抽出する操作であり、変換や修正を指すものではありません。
ウ: ダイシング
誤り。ダイシングはデータを特定の条件で小さな部分に分割する操作であり、変換や修正を含むものではありません。
エ: データクレンジング
正しい。データクレンジングはデータを整合性のある状態にするために、不正確なデータや不完全なデータを修正または削除する処理を指します。データウェアハウスに格納する際には、この処理が必要です。
出典:平成24年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問20