平成23年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問18
【問題18】
OLAP (OnLine Analytical Processing) の操作に関する説明のうち、適切なものはどれか。
集計単位をより大きくする操作をロールアップという。
集計単位をより小さくする操作をスライスアンドダイスという。
分析軸を入れ替えずにデータの切り口を変えることをダイシングという。
分析軸を入れ替えてデータの切り口を変えることをスライシングという。
【解説】
ア: 集計単位をより大きくする操作をロールアップという。
正しい。ロールアップは、データを集約してより大きな単位で表示する操作を指します。
イ: 集計単位をより小さくする操作をスライスアンドダイスという。
誤り。スライスアンドダイスは、データを特定の軸に基づいて分割・抽出し、分析する操作です。集計単位を小さくすることとは異なります。
ウ: 分析軸を入れ替えずにデータの切り口を変えることをダイシングという。
誤り。ダイシングは、複数の次元でデータを切り出して新しいサブキューブを作る操作であり、軸の入れ替え条件は含まれません。
エ: 分析軸を入れ替えてデータの切り口を変えることをスライシングという。
誤り。スライシングは、特定の値を基準にデータを抽出する操作で、軸の入れ替え(ピボット)とは関係ありません。
【答え】
ア: 集計単位をより大きくする操作をロールアップという。
出典:平成23年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問18